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転職市場における、求人数は前月比101.2%となり、32カ月連続で調査開始以来の最高値を更新しました(2017年8月実績 doda調べ)。
新卒採用の山場を超え、中途採用に注力しはじめる時期でもあり、採用活動は更に激化を辿っています。企業規模や業種に限らず多くの企業にとっても何かしらの採用課題に頭を悩ませているのではないでしょうか。dodaでは経営者・人事・採用担当者に向け、転職市場動向や採用トレンド、採用事例など、中途採用におけるセミナーをさまざまに開催しており、数千もの経営者/人事・採用担当者が参加、ご好評をいただいております。
そこで、そのセミナーに参加された企業の声から、現在、人事・採用担当者はどのようなことに課題を感じているのかを読み解き、それを解決できるであろうdodaのセミナーをご紹介いたします。
doda主催のセミナーに参加した経営者や人事・採用担当者に向け、「現在、採用活動での懸念点は何か」というアンケートを実施しました。
2016年7月~9月時点のトップ3は、1位「母集団形成」(23.6%)、2位「選考・内定辞退の軽減」(18.2%)、3位「採用コストの抑制」(16.1%)でした。しかし、2017年4月~6月時に同じ内容を質問すると、1位「母集団形成(35.5%)」の割合が増加。2位は「利用チャネルの選定(18.2%)」と変化しており、集客フェーズだけで、50%以上を占めています。
「どうやって、採用候補となる人材を開拓すればいいのか」「そのための手法はどうしたらいいのか」について頭を抱えている人事・採用担当者が増えていることが分かりました。
一方、採用コストに関しては7月~9月時よりも4.9ptも減少しており、「採用コストをかけても、母集団形成を行う必要がある」「採用コストを気にする以上に、母集団が形成できない」という、人事・採用担当者が多いのではないかと考えられます。
アンケート結果からわかるように、既存採用手法だけではなく、新しい取り組みを積極的に実施していかないと、いくらコストをかけても採用がうまくいかないのでは、と懸念されている企業は決して少なくありません。さらに、大量に母集団形成をしても工数がとられてしまう、社風と合わずに辞退されてしまう…など、「いかに適切な候補者となる人材」を集めることがますます求められていくはずです。
そこで、dodaでは、母集団形成やブランディングなどのセミナーを定期開催しています。今回は多くの人事・採用担当者が課題に感じている「母集団形成」をテーマにしたセミナーをピックアップしました。参加者の声と合わせてご覧ください。
中途採用を行っている4割の企業が「これからダイレクト・ソーシングを強化する」と回答しており、採用手法の当り前が大きく変化しています。本セミナーでは、人事3000名のアンケートデータから転職市場の現在を捉え、ダイレクト・ソーシングの有効活用法、
利用企業・採用決定している企業の傾向とその具体的な取り組みを解説します。
企業の採用目標人数は日々変化し、長期化してしまうと、1名あたりの採用コストが増加してしまう…ということにもなりかねません。そこで、『採用の質を高めつつも、採用予算・コストを大幅に削減する方法』を事例とともに解説します。dodaならではの職種別の平均採用単価や、ポジション・ターゲット別のチャネル活用術など、自社の採用コストを見直すために必要なデータも紹介します。
dodaだけではなく、世の中にはさまざまな採用に関するセミナー・勉強会が行われています。ソーシャルネットワークなど新しい採用手法が取り入れられていく中で、経営者/人事採用担当者も常にインプットをしていかなければならない時代となっています。外部でのセミナー・勉強会を積極的に活用し、新しい採用手法を少しずつ取り入れてみましょう。成果はもちろん打ち出す内容や工数、コストを随時計測しながら、自社にあった採用手法が必ず見つかるはずです。
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d's JOURNAL編集部
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社会保険労務士法人クラシコ 代表 柴垣 和也(しばがき かずや)【監修】
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d’s JOURNAL編集部
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社会保険労務士法人クラシコ 代表 柴垣 和也(しばがき かずや)【監修】