理解を深め、採用成功につなげよう！ ITエンジニア深化クイズ

ウォーターフォールモデルは、「要件定義」「外部設計」「内部設計」「開発」「テスト」「運用」 という上流から下流までの工程を、順番に進めていく開発手法です。滝（ウォーターフォール）のように開発を進めることから、このように呼ばれています。

ウォーターフォールモデルは、開発プロジェクトの初期段階で計画を立て、要件定義、設計、開発、テスト、運用とトップダウンに作業工程を進める開発モデルです。一つの工程を完了してから次の工程に移るので、工程の進捗管理がしやすいという利点があります。一方で、途中で工程の後戻りがしにくいという問題点もあり、各工程での検証が非常に重要となる開発手法です。

その他は、以下の用語の説明文です。
①：「成長モデル」
③：「リバースエンジニアリング」
④：「プロトタイプモデル」

MOSは、Excel、Word、PowerPoint、Outlookなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明する資格です。サーバーエンジニアの業務に直結するものではなく、事務職などのオフィスワークに従事する人に役立つ資格です。

その他は、サーバーエンジニアに役立つ資格の一例です。面接時など取得資格の確認をする際には、それぞれの概要を理解しておくとよいでしょう。
①：マイクロソフト認定資格（Microsoft Certifications Program）の総称で、マイクロソフト製品に対する知識や技術を持っていることを証明するエンジニア向けの認定資格が複数あります。
②：正式名称は「Cisco Certified Network Associate」で、ネットワークエンジニアに必要な基礎知識を持っていることを証明する認定資格です。
③：ITILは、ITサービスマネジメントにおける成功事例を体系的にまとめた書籍群です。ITIL認定制度はサービスマネジメントの基盤知識を習得するための研修と資格がセットになったプログラムです。

平均年収ランキングでは、「1位：②Go」「2位：①Swift」「3位：④JavaScript」「4位：③C#」という順でした。

Goは、Googleが開発したプログラミング言語です。比較的新しく、需要に対してエンジニアが少ないため、高収入が見込めるとされています。Swiftは、Appleが開発した言語で、iPhoneシェアの高まりにより今後の需要も増えると考えられています。

新しいプログラミング言語が必ずしも優れているとは限らず、珍しさは案件数や市場規模が見込めないとも言い換えられます。歴史があり現在も多用されている言語の方が、今後も発展性があると言えるでしょう。

①：「開発案件数」や「求人数」は市場規模を測る指標となり、活躍の場の拡大が期待できます。
②：「将来性」や「汎用性」が高いと、言語の習得後に選択できるキャリアの幅が広がります。
③：学習の難易度が高い言語の習得は挫折する可能性もあるため、比較的難易度の低い言語の方が学習を継続しやすいと言えます。

開発コストは人件費が占める割合が大きく、「コスト削減」などを目的に日本と比べて人件費が安い海外の事業者にアウトソースすることをオフショア開発といいます。最近では、ITエンジニア不足による開発リソース確保の目的でも、活用が進んでいます。

その他の用語の意味については、以下の通りです。
①：システムを機能ごとに分けた上で、設計、開発、テストという開発工程を何度も繰り返しながら開発していく手法です。
②：既存のパッケージソフトを、自社の要件に合わせてカスタマイズする開発手法です。
④：細かいイテレーション（反復）により高速に仮説検証を繰り返し、ニーズに仕様を近づけることを目指した適応型の開発手法です。

フロントエンドエンジニアとは、Webアプリケーションなどにおいてユーザーが直接触れる部分の構築を行うエンジニアのことです。フロントエンドの開発に使われるJavaScriptは、Webページに動的な要素を追加できるプログラミング言語です。一方でLaravelは、サーバーサイドの構築に使われるプログラミング言語であるPHPのフレームワークです。

詳細な内容を理解する必要はないですが、自社で利用している言語やフレームワークを把握すると、求めるスキルへの理解を深めることにつながるかもしれません。

ミドルウェアは、OSとアプリケーションの橋渡しを担うソフトウエアです。アプリケーションがOS上で稼働するために必要な機能を提供します。ミドルウェアの代表例として、Webサーバー、アプリケーションサーバー、DBMSなどが挙げられます。

虫という意味のbugに接頭辞のdeをつけたデバッグ（debug）は、コンピュータープログラムに入り込んだ不具合を除去することを指します。

その他は、以下の用語の説明文です。
①：「バグ」
③：「コーディング」
④：「アクセス解析」

LaravelはPHPのフレームワークであり、「サーバーサイド」のフレームワークに該当します。近年では、最もよく使われているPHPフレームワークです。その他は、「クライアントサイド（フロントエンド）」のフレームワークです。

③は、Photoshopの説明文です。Illustratorは主に、「ロゴ・アイコンのデザイン」「名刺やチラシなどの印刷物制作」に用いられます。これに対し、Photoshopは「写真やイラストの編集・合成」「バナーの作成」「Webサイトのデザイン」に活用されます。
仕事内容に合わせて、使用できるツールの確認をしておきましょう。

実装は、下流と呼ばれる工程に含まれます。開発工程のうち、主に「企画」「要件定義」「設計」を上流工程と呼び、「実装」「テスト」「保守」「運用」を下流工程と呼びます。

PHPはサーバーサイドで利用される言語で、Webアプリケーション開発の際によく用いられます。その他は、フロントエンドで利用される言語です。実際に、サーバーサイドとフロントエンドどちらの経験があるかを質問する際には、使える言語も併せて理解しておくとよいかもしれません。

ネットワークエンジニアは、インフラ系に該当します。その他は、Web系エンジニアです。インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク、OSなどのIT基盤の設計・構築・保守を手がける技術者を指します。一方、Webエンジニアは、Web上で提供されるアプリケーションやサービスの開発を行う技術者のことを指します。

①はウォーターフォール開発の説明です。

アジャイル開発とは、短いスパンで仮説検証を繰り返す適応型の開発手法です。アジャイル開発が実現するためには、アジャイルを推進する組織文化の土台と、人と技術の柱が必要不可欠とされています。