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2017.10.19

知らぬ間にやっている?応募者の意欲が下がってしまう面接あるある ~面接内容編~

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編集部

面接は、企業・応募者それぞれがお互いのことを深く知れる場です。応募者にとっては、求人票や求人広告などテキスト情報だけでは分からない、会社のリアルな雰囲気や一緒に働く人の様子を体感することができ、かつ、企業に直接自分のことをアピールできる大切な機会です。

そのため、「この会社の選考を受けたい」「この会社に転職したい」と思ったら、その会社のホームページをチェックし、自身のキャリアや経験を整理するなど、面接を無駄にしないように準備をします。しかし、せっかく準備万端で臨んだのにも関わらず、面接を終えて入社へのモチベーションが下がってしまうことは意外と多いようです。そこで、故意ではなくともやってしまいがちな、“面接あるある”をまとめました。

「こんな会社にいきたくない」、応募者に嫌がられる面接とは

面接官は人事・採用担当者だけではなく、一緒に働くメンバーや上司、社長や役員など、面接に慣れていない人が担当する場合も多いでしょう。そこで、気が付かないうちにやってしまいがちな面接時の対応とは一体どのようなものなのか。実際に企業の面接に参加した方から上がった声を確認していきましょう。
面接NGあるある

面接の準備不足が応募者に見抜かれている

  • 面接前に私の応募書類を読んでないように感じた。書いてあるのに一から説明させられた
  • 面接開始後、その場で応募書類を読み出した。5分ぐらい無言の時間が続いた
  • 私のことではない経験スキルについて聞かれた。誰かと間違えているのか?と思った

企業は応募者に対して、「面接前に企業ホームページを見るなど最低限は調べてきてほしい」と考えますが、それは応募者も同じです。「書類選考を通過=ある程度評価されている」と希望を持って面接に向かうのです。いくら、準備不足を悟られまいと取り繕おうとしても、言葉の端々や仕草などから敏感に察してしまいます。「事前に書類を読んでくれていない」と感じた応募者は、「自分に関心がないのだ」と捉えて入社意向を下げてしまうことに。事前準備や申し送りは十分に行いましょう。

会話のキャッチボールができていない

  • 一問一答のアンケート形式。特に深掘りされるわけでもなく、機械的な面接だった
  • 回答に対する反応もなく話題が変わるので、「ちゃんと話を聞いているのか」と不安になった
  • 企業からの一方的な質問で終了。こちらからの質問時間をいただけなかった

面接は、書類だけではわからない応募者の考えや想いを深掘りできる、またとない機会。一問一答式やYes/Noで答えるような質問ばかりだと、応募者のことを深く知れませんし、同時に、応募者は面接官に品定めされているような気持ちになります。質問への回答をいったん受け止めたら、それを踏まえて次の質問を展開するような、会話のキャッチボールを心がけましょう。
また、面接はお互いの疑問解消の場。面接官が一方的に聞く姿勢はNG。あくまでもコミュニケーションを大事にし、応募者へ疑問・質問がないか問いかけてください。

面接が不十分で、何を評価されたのか分からない

  • 面接では簡単な自己紹介と経歴だけで終了。自分のことを理解してくれたのか分からない
  • 反応があいまいだったので、何を評価されたのか分からない。入社後もこんな感じかと思った
  • 面接合格といわれたが、明確な理由が分からない。誰でも通過するのかと思ってしまう

企業が応募者に志望理由を尋ねるのは、「なぜ他社ではなく当社なのか」を聞きたいから。自社の理解度や入社意欲をはかるためですが、実は、応募者も同じことを考えています。自身のどの部分を評価してもらったのか、知りたいのです。面接で応募者の考えや想いを聞いたら、自社のビジョンや働き方と照らし合わせて、共感した点、評価ポイントを言葉にして伝えるとよいでしょう。

面接官からの自己開示や募集背景の説明がないまま、面接が終わってしまう

  • 面接官がどのような立場の方なのか不明。最後まで説明がなかった
  • 募集背景など前提の説明がないまま、「ウチで働けそう?」としつこく聞かれた
  • 面接開始早々、「何か質問はありますか?」と聞かれた
  • 募集背景を聞いたら、なぜかにごされた

基本的なことですが、応募者が気負わずに話せる場づくりをするには、自社・面接官自身をまず開示することが大事です。また、応募者は企業の採用背景を踏まえて「その課題に対して、私のこんな経験が活かせます」「このポジションは、自分の目指す方向と合致します」など、より入社イメージが沸くように話そうとします。採用側のニーズと応募者のニーズをうまくすり合わせるために、採用背景を面接官の言葉で伝えましょう。

入社後のイメージを伝えることができない

  • 仕事内容について質問したところ、求人票に書いてあるとおりで詳細な答えが得られなかった
  • 実際に担当する業務の説明をされたが、覇気が感じられず「面白くない仕事なのか」と感じた
  • 中長期のビジョン・方向性について聞いたが、「分からない」と言われた

応募者は面接時、「入社したらどんなふうに働くのか」をイメージできて初めて、自分にとって魅力かどうかを判断できるのです。そのため、できるだけ具体的に現場の情報を伝えるよう心がけましょう。また、面接での対話を通じて、「この応募者にはどんなことが魅力に映るのか」を探っていくことも重要です。企業自身が「ここが当社の魅力」と思っていることが、応募者にとっては聞きなれた売り文句にしか聞こえない場合があるためです。応募者の志向をつかんだ上で自社ならではの魅力を伝えると、より入社意欲も上げられるのではないでしょうか。

「ここで働きたい!」と意欲を醸成させる、面接で取り組むべき2つのこと

面接で取り組むべき2つのこと
では、会社が「この人に入社してほしい!」と思った人材に、同じように「この会社で働きたい!」と入社意欲を上げてもらうためには、どうすればよいのでしょうか。「面接に参加してよかった!」と応募者が好感を持つ面接のポイントは、実は簡単なことでした。

面接官が仕事や会社について、誇りを持って話している

面接では、どんな仕事をやっているのか、社員がどのように働いているのかを説明する場面があるでしょう。もちろん、応募者は内容もしっかりと聞いていますが、同時に、「自信を持って話している」「仕事に熱意を感じられる」「話しているとき、目がキラキラしている」など、面接官の話している表情や声のトーンなども意識してしまうようです。自分たちの会社や仕事に対して、どのように思っているのか、本当のところはどうなのかと、五感を使って読み取ろうとするわけです。ですから、言葉の節々から“人間力”や“パワフルさ”を感じられると、真実なのだと実感できますし、何よりも「自分もあのように働きたい」「自分自身も働く会社のことを誇れるようになりたい」と共感してしまうのです。ここで注意したいのは、決して取り繕うのではなく本音で語ること。応募者は“心から入社してほしい”と言っている会社に自然と魅力を感じるのです。

ポジションに応募者がマッチするのか、きちんと評価してくれる

応募者が面接時に不安に感じているのは、「自分のスキル・経験が求められているのか」「自分は入社後、すぐに力を発揮することができるのか」ということ。経験者採用であるからこそ、自分がすぐに成果を出せるのかどうか、心配してしまうのです。だからこそ、「応募者のどんなスキル・技術を会社は必要としているのか」「応募者のどのような経験がこの仕事で活かせるのか」など、企業と応募者のマッチ度をきちんとフィードバックすることが重要です。何よりもきちんと説明することで、「この短時間で自分のことをここまで見てくれる会社なんだ」と、ますます入社への意欲が醸成されることになります。ただ一方的に褒めるだけではなく、「入社したらこの部分を勉強したほうが良い」など、今後必要になる要素について合わせて説明することで、より入社後何をすればいいのかをイメージさせることができるでしょう。

【まとめ】

面接で何よりも重要なのは「お互いがきちんとマッチするのか」「長く働けるのか」を正しく判断することです。
そのため、1.自分たちの会社や仕事について詳細に説明すること 2.会社は応募者のどの部分を評価しているのか をきちんと明示することで、応募者は「私はこの会社に必要とされているのだ」とモチベーションが上がっていくでしょう。さらに、イキイキと力強く話すことで、好感や憧れを持ち「一緒に働きたい」と志望度が高まっていくのです。面接辞退をされてしまう、クロージングがうまくいかないなど、お悩みの企業は、いま一度、面接内容を見直してみてはいかがでしょう。

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