求人票や求人広告、スカウトメールを書く上で、覚えておきたい3つのこと

d's JOURNAL
編集部
|その1. 採用したい1人に向けて書く意識を持つ
|その2. “何を”伝えたいのかを意識する
|その3. 結論を言い切ることが重要
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採用活動を展開する上で人事・採用担当者のあなたが、自ら求人票や求人広告、スカウトメールを書こうと考えた時に、どのように書けばいいのだろうと迷った経験はありませんか?

大切なのは上手く書くことではなく、ここで紹介する3つを抑えることです。ぜひ自社で活躍してもらえる転職希望者を訴求する内容に、求人票や求人広告、スカウトメールを仕上げるための参考にしてください。

INDEX
その1. 採用したい1人に向けて書く意識を持つ
その2. “何を”伝えたいのかを意識する
その3. 結論を言い切ることが重要

求人広告の書き方

 

|その1. 採用したい1人に向けて書く意識を持つ

求人票や求人広告、そしてスカウトメールであっても、転職希望者を訴求するには、ただ1人に向けて書く意識を持つことが大切です。

情報を届けたい転職希望者のことを考えて、この人なら、こんなことを気にするかもしれない。こう伝えたら、こんな反応が返ってくるだろう。これを言えば分ってくれるかもしれない。喜んでくれるかもしれない。というように想像を巡らせて文章を書き進めてください。

特定の誰か1人を想像して書くことが、伝えたい内容を明確化することに繋がります。

例えば、父(40歳)・母(35歳)・息子(6歳)に対して、サッカーの「オフサイド」のルールを説明したい場合、それぞれに説明の仕方が変わることを想像してみると分かりやすいと思います。

父(40歳)に対しては、多少複雑になっても「オフサイド」に対する理解を得られるかもしれません。一方、母(35歳)に対しては、サッカーの基本的なルールから説明する必要があるかもしれません。そして息子(6歳)に対しては、例え話を用いながら大人以上に噛み砕いて説明する必要があるでしょう。

3人全員の理解を得る文章を作ることはできると思います。しかし、内容が冗長的になっていく可能性が高いのではないでしょうか。1人に向けて伝えるほうが、よほど伝えたいことが明確になるはずです。

求人票、求人広告、スカウトメールであれば、同じ募集職種であっても、ベテランの経験者を募る場合と、未経験者の若手を募る場合で、やはり伝えたい内容は変わるはずです。

もっとも誰か1人といっても、誰を想像すればいいのか分からない。といった場合もあるかもしれません。そういった場合、下記の項目に対する答えを自分の中で持ってみることをお勧めします。

【採用したい転職希望者を定めるための項目】
□募集職種に対する経験の有無
□仕事に対する価値観
□仕事の進め方
□性格・タイプ
□今回の転職で、何を成し遂げたいのか

これらの項目への答えを定めることで、どんなことを伝えていけば自社の求人に魅力を感じてもらえるかが、浮かび上がってくると思います。

 

|その2. “何を”伝えたいのかを意識する

情報を伝えたい1人がイメージできたら、その1人に対して“何を”伝えたいかを明確にすることが大切です。この“何を”とは、テーマや主張を指します。

当然、“何を”が定まっていなければ、求人票、求人広告、スカウトメールのいずれの場合でも成立しないはずです。しかし、案外“何を”を考えずに、書きはじめてしまうことも多いと思います。

自社の魅力をとにかく打ち出そうとして、あれも、これもと、とにかく文字を埋めていこうとしてしまう。という経験がある人事・採用担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、何を言いたいかわからない内容は、文字通り“何を”の部分が不明瞭な場合が多いのです。

それでは、“何を”の部分は、どうすれば明確化するのでしょうか?そこで役立つのが、“今回の転職で、何を成し遂げたいのか”に対する答えです。

例えば…
「新しい仕事で今以上に経験・スキルを磨いて成長したい」
「責任あるポジションを担うことで仕事の幅を広げたい」
「同じ志を持った仲間と仕事がしたい」
「待遇・福利厚生を改善したい」

といったように、転職希望者が考える“今回の転職で、何を成し遂げたいのか”には、様々な欲求があると思います。

ちなみに、これらを導き出すアプローチ方法の1つに、アブラハム・マズロー氏が提唱した欲求5段階説があります。

マズローの欲求5段階説

人は、それぞれに自分が置かれている状況に応じて求める欲求が変わるといった説です。

自社の募集が転職希望者に対して、どういった欲求の解消を提示できるのか。そもそも、どんな欲求を持っている人に募集職種のポジションを任せたいかを考えることで、“何を”を伝えるべきかが明確化できると思います。

 

|その3. 結論を言い切ることが重要

ただ1人に対して、“何を”を伝えるかを明確にした上で、最後に意識しておきたいことがあります。それは、結論を持つこと。伝えたいことをしっかりと分かってもらうには、端的に結論を言い切れていることが重要なのです。

例えば、「当社には、圧倒的に成長できる環境があります」であったり、「部長待遇でお迎えします」や「当社には、一緒に良い汗をかける仲間がいます」などが、言い切り型の記載です。

ちなみに何かを言い切ることは、何かを捨てることでもあります。「当社には、圧倒的に成長できる環境があります」といった表現をしたくても、入社してくれる人にとっては必ずしも当てはまらない、といった場合もあるでしょう。しかし、だからといって「当社には、圧倒的に成長できる環境がありますが、入社した人次第です」としてしまうと、何も伝わりません。

だからこそ、言いたいことを端的に伝えることが大切なのです。求人票、求人広告、スカウトメールを書く上で大切なのは、きれいな文章や読みやすい文章を書こうといった意識や、単語の選び方や「てにをは」の使い方を気にする以上に、採用したいただ1人に対して“何を”伝えたいかを明確化し、結論を言い切ることだと意識すると良いでしょう。

それが求人票、求人広告、スカウトメールを通じて、自社に最適な転職希望者を募集する事にも繋がります。

 

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