約4割が「天職」に出会った経験あり、決め手は“好きな仕事”だけではなく……【doda調査】

パーソルキャリア株式会社

  • 「天職」に出会った人は「ある」「どちらかといえばある」合わせて約4割
  • 「天職だと言える仕事の条件」の1位は「好き・興味がある」
  • IT・金融は「適性・報酬」重視、販売・事務は「はたらきやすさ」を優先

転職サービス「doda(デューダ)」を運営するパーソルキャリア株式会社は2026年2月4~10日、22~59歳の社会人5,154人に対して「天職」に関するアンケート調査を実施しました。

本調査で使用している「天職」とは、単に向いている仕事というだけではなく、自分が納得して続けられる仕事のことを示しています。一方で「天職」という言葉自体は解釈が人によって分かれやすいため、社会人が考える「天職」の定義や条件、職種ごとに異なるリアルな価値観を明らかにしています。

「天職」に出会った人は約4割、定義はやりがいや自分らしさなど多様

これまでの仕事の中で「これは天職かも」と思えた経験があるかを尋ねたところ、「ある」「どちらかといえばある」と答えた人は合わせて41.2%でした。約4割の人が天職を実感した経験を持つ一方で、半数以上の人は天職に出会えたという実感がないまま現在の仕事を続けているという実態がうかがえます。

天職に出会った経験の有無(出典:パーソルキャリア株式会社のプレスリリース、以下同)

天職という言葉の捉え方についても意見が分かれました。最も多かったのは「好きで続けたいと思える仕事(やりがい重視)」(26.9%)となったものの、2位以下には「自分らしさを活かせる仕事(価値観・性格一致)」(21.1%)や「条件も(収入/はたらき方/人間関係)含めて総合的に合う仕事」(18.1%)、「得意で成果を出しやすい仕事(適性・スキル重視)」(18.1%)が僅差で続きました。

「天職」の意味に最も近いものについての回答

天職の条件トップ5、個人の適性と職場環境が両立

「天職だと言える仕事の条件」の上位5項目には、「好き・興味がある」(43.7%)、「得意・強みを活かせる」(39.5%)に続き、「ストレスが少ない」「収入が納得できる」「人間関係が良い」が並びました。

天職と言える仕事の条件

この結果から、天職とは「好き」や「得意」といった要素だけで決まるわけではなく、「ストレスの少なさ」や「納得できる収入」「良好な人間関係」といった、職場環境や待遇面とのバランスによって感じられやすいことが示されています。

IT・金融は「適性・報酬」重視、販売・事務は「はたらきやすさ」を優先

さらに職種別に分析すると、天職に求める条件の違いがより顕著に現れました。多くの職種で「好き・興味がある」が1位となる中、「技術系(IT・通信)」や「金融系専門職」では「得意・強みを活かせる」がトップに立ちました。特に金融系専門職では「収入が納得できる」が2位に入った一方、「好き・興味がある」は5位にとどまり、情熱よりも自身の適性やリターンをシビアに重視する傾向が見られます。

(職種別)天職だと言える仕事の条件トップ5

対照的に、「販売・サービス系」や「事務・アシスタント系」では、「ストレスが少ない」といった項目が上位にランクインしました。日々の職場環境や心理的な安心感といったはたらきやすさを天職の重要条件として捉える傾向が強いようです。

「クリエイティブ系」では「好き・興味がある」と「得意・強みを活かせる」の双方が50%を超え、仕事内容へのこだわりが突出しているという特徴があり、天職の条件は職種ごとのはたらき方や価値観によって異なる結果となりました。

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