面接対策、ミドルシニア採用の誤解、学生の就活動向、年収変動──採用に役立つパーソルグループHRニュース・調査まとめ【2025年12月号】

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d’s JOURNAL編集部

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  • 「27卒学生の夏インターンシップ・オープンカンパニー参加後 実態調査」より、オープンカンパニーに参加した27卒学生は全体の89.1%
  • 「企業のミドルシニア層の採用に関する調査レポート」より、「採用実績あり企業」の約半数が採用したミドルシニア層の活躍を実感
  • 「年代別 転職時の年収変動レポート」より、20代の平均決定年収額は19年度同期比で13%アップ

本記事では、「転職基礎セミナー」「インターンシップ・オープンカンパニー参加後 実態調査」「ミドルシニア層の採用に関する調査レポート」「年代別 転職時の年収変動レポート」の4つをご紹介。転職市場の実態から、転職希望者の年収変動、ミドルシニアの活躍状況、若手の就活状況などをつかむ、人事・採用担当者が今後の採用に活用できる情報をお届けします。

転職サービス「doda」、転職基礎セミナー「企業分析面接対策編」開催レポート/人事・採用担当者が準備しておくこと

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、管理職・エキスパート職の転職希望者を対象とした「転職基礎セミナー~第3回 企業分析/面接対策編~」を9月18日(木)に開催しました。ミドルシニア労働市場スペシャリストの石井宏司と、「doda」キャリアアドバイザーの藤本明日美が講師として登壇し、企業分析や面接対策のポイントについて解説しました。

・基本的な企業情報の収集に加え、求人背景を理解することが重要
・企業分析では、中途求人とは異なる視点で情報収集できる新卒採用サイトを見ることも有効
・「現場面接」「人事面接」「役員面接」それぞれアピールポイントを変え、評価観点に合わせた実績の提示が重要
・役員面接では視座の高さと経営方針への理解を示すことがポイント

出典:転職サービス「doda」、転職基礎セミナー「企業分析面接対策編」開催レポート ~企業分析と面接対策のポイントを解説~(2025/10/27)

上記を踏まえ、人事・採用担当者は、求人背景や期待する役割を明確にし、採用サイトや求人票に記載することが必要です。また、企業理念や事業戦略などの情報を最新化し、転職希望者が調べやすい環境を整えることも求められます。

面接では、現場・人事・役員それぞれの評価観点に合わせた質問設計と面接官教育が重要となってきます。特に役員面接では、転職希望者が経営方針を理解できるよう事前情報を提供する工夫などを行うのが良いでしょう。さらに、面接の流れや評価ポイントも事前に案内し、「候補者体験」を向上させることも効果的です。

27卒学生の夏インターンシップ・オープンカンパニー参加後 実態調査/大学4年4月までに就活を終えたい学生は全体の4割を超える

株式会社ベネッセホールディングスとパーソルキャリア株式会社の合弁会社:株式会社ベネッセi-キャリア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:風間 直樹)が運営する、「doda」発の新卒オファーサービス「dodaキャンパス」は、「27卒学生(大学3年生・修士1年生)夏インターンシップ・オープンカンパニー参加後 実態調査」を実施しました。本調査では、27卒学生(大学3年生・修士1年生)のインターンシップ・オープンカンパニーへの参加意向が高まっており、参加した学生は企業理解などが進んだ結果、選考に進みたい意向が強まっていることを示しています。

【夏インターンシップ・オープンカンパニー参加について】
・今夏の1dayの仕事体験などを含めたオープンカンパニーに参加した27卒学生は全体の89.1%となり、26卒比で2.6ポイント上昇。インターンシップに参加した学生は38.2%
・インターンシップ、オープンカンパニーに参加してよかった理由の1位は「志望企業のことが理解できた」(43.3%)

【本選考に向けた活動】
・インターンシップ、オープンカンパニーに参加した企業の選考に進もうと思った企業数は「2社」(21.5%)が最多。「5社」以上の回答合計が全体の24%、26卒の20.9%から3.1ポイント上昇
・これから本選考を受けようと思っている企業のうち、「5社以上」の回答合計が45.8%となり、26卒の40.4%から5.4ポイント上昇
・大学4年の4月までに就活を終えたい学生は全体の41.8%

出典:27卒学生の夏インターンシップ・オープンカンパニー参加後 実態調査 約9割の大学3年生がオープンカンパニーに参加 ~大学4年4月までに就活を終えたい学生は全体の4割を超える~(2025/10/29)

doda「企業のミドルシニア層の採用に関する調査レポート(バイアス編)」/約半数が採用したミドルシニア層の活躍を実感

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:桜井 貴史)は、2025年8月、企業の中途採用担当者約1,300人を対象に、ミドルシニア層(本調査では「45歳以上の人材」と定義)の採用に関する調査を実施しました。本調査では、採用実績の有無にかかわらず、多くの企業がミドルシニア層の採用に懸念を感じているものの、「採用実績あり企業」の約半数が採用したミドルシニア層の活躍を実感していることを示しています。

・2024年度に40代後半~50代のミドルシニア層「採用実績あり企業」において、採用前に「何らかの懸念があった」のは約67%。うち「業務内容の習得」や「スキル不足」への懸念が多く挙がったが、採用後に「課題に感じなかった」は8割を超える
・「採用実績あり企業」の約半数が採用したミドルシニア層の活躍を実感。「まったく活躍できていない」は3.8%にとどまる
・「採用実績なし企業」では、約82%が「懸念あり」と回答。理由として「柔軟性の低さ」や「希望する給与水準と条件が合わなそう」などが上位に挙がった。しかし、「採用実績あり企業」では9割以上が各項目について採用後に「課題に感じていない」

出典:転職サービス「doda」、企業のミドルシニア層の採用に関する調査レポート(バイアス編)を発表 ~採用前の懸念として「業務内容の習得」や「スキル不足」などが上位に挙がるも、8割以上は採用後「課題に感じなかった」ことが明らかに~(2025/10/16)

doda「年代別 転職時の年収変動レポート」/ 20代の平均決定年収額は19年度同期比で13%アップ

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:桜井 貴史)は、2025年度上期版「年代別 転職時の年収変動レポート」を発表しました。本調査では、20・30代では年収変動がプラス傾向、40代は減少傾向にあるもののIT・通信、医療系サービス、建設業界で決定年収が増加傾向であることを示しています。

・20代の特徴:平均決定年収額が13%アップ。転職者の51%が決定年収「400万円以上~600万円未満」に。金融やIT・通信、コンサルティング業界の動きが影響
・30代の特徴:転職時の年収変動がマイナスからプラスに。決定年収600万円以上の割合が11%増加。金融やIT・通信、コンサルティング業界に加え、物流業界でも決定年収額が増加傾向
・40代の特徴:転職時の年収変動は減少傾向。一方で、決定年収800万円以上の割合は5%増加。特に、IT・通信、医療系サービス、建設業界で決定年収が増加

出典:転職サービス「doda」、2025年度上期版「年代別 転職時の年収変動レポート」を発表 20代の平均決定年収額は19年度同期比で13%アップ(2025/10/16)

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企画・編集/海野奈央(d’s JOURNAL編集部)、文・編集/岩田悠里(プレスラボ)

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