【2025年2月号】5分で転職市場動向から転職希望者のキモチまでわかる!?パーソルグループHRニュース・調査結果まとめ

d’s JOURNAL編集部
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「転職市場予測 2025上半期」より、働き方改革人材や新規/既存事業拡大を推進する人材ニーズが高まる見通し
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「平均年収ランキング2024」より、平均年収は2017年以降で最も高い426万円に。年代別では20~40代いずれも年収アップ、50代は前年維持
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「20代 未経験職種への転職時 決定年収レポート」より、20代の未経験職種への挑戦の機運が高まる
- 転職市場予測 2025上半期【doda編集長とキャリアアドバイザーが動向を解説】/転職希望者にとって転職のチャンスが続く見通し(2025/1/6)
- 転職サービス「doda」、「平均年収ランキング2024」を発表/平均年収は2017年以降で最も高い426万円(2024/12/20)
- 転職サービス「doda」、「20代 未経験職種への転職時 決定年収レポート」を発表/未経験人材の採用においても年収アップをかなえる20代が増加(2024/12/4)
- 転職サービス「doda」、2025年「ミドルシニアの転職市場予測レポート」を発表/ミドルシニア層のdodaへの新規登録者数が約140%増。2025年度以降も同傾向に(2024/12/19)
パーソルグループでは人事・採用担当者が自社の採用活動に活かせるさまざまなニュース(情報)をリリースしています。
売り手市場に起因する転職希望者の活動におけるチャンスが広がる現在、採用に苦戦する人事・採用担当者も多いのではないでしょうか。本記事では、直近2カ月(2024年12月~2025年1月)にリリースされたニュースから、「転職市場予測2025上半期」「平均年収ランキング2024」「20代未経験職種への転職時 決定年収レポート」「ミドルシニアの転職市場予測レポート」の4つをご紹介。人事・採用担当者が自社の採用活動や採用戦略に活かすために、転職希望者の実態が見えるニュースをお届けします。
転職市場予測 2025上半期【doda編集長とキャリアアドバイザーが動向を解説】/転職希望者にとって転職のチャンスが続く見通し(2025/1/6)
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、転職市場で求人数は増えるのか、求人が増える業界・職種はどこなのかなど、「転職市場予測 2025上半期」を発表しました。doda編集長と16人のキャリアアドバイザーによって、15の業界・職種の転職市場の動向を解説するとともに、企業が求人を出す背景や採用したい人物像などのアドバイスもお届けしています。
・取り上げている15の分野のうち13の分野で求人が「増加」または「好調を維持」と予測。2025年上半期は転職希望者にとって転職のチャンスが広がる見込み
・企業は「2040年問題」を見据えて採用強化中
・短時間正社員の採用やDX推進ができる人材など、働き方改革による人材ニーズが拡大
・新規/既存事業拡大による人材の採用が進む
・転職市場のトレンドは、「社員の働きやすい環境整備」「入社後のギャップを防ぐ『選考時の丁寧なフォロー』」
▼詳細・続きはコチラ
https://doda.jp/guide/market/
転職サービス「doda」、「平均年収ランキング2024」を発表/平均年収は2017年以降で最も高い426万円(2024/12/20)
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、「平均年収ランキング2024」を発表。日本のビジネスパーソンの平均年収がどれくらいなのか、2023年9月~2024年8月の1年間にdodaに登録した約60万人の平均年収/生涯賃金データを、職種や業種、都道府県、年齢、性別、前年からの変化、過去8年間の推移、ランキングなど、さまざまな切り口からご紹介しています。
・2024年の平均年収は426万円。前年から12万円アップし、2017年以降で最も高くなった
・職種別の1位は2年連続「医師」で1,089万円。トップ20には「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」「金融系専門職」「企画/管理系」に分類される16職種がランクイン
・業種別の1位は「ベンチャーキャピタル/プライベートエクイティ」で816万円。トップ20には「金融」「メディカル」系がそれぞれ7業種ずつランクイン
・年代別に見ると、20代は8万円、30代は4万円、40代は8万円、前年からアップ。50代以上は前年を維持
・都道府県別に見ると、47都道府県のうち44都道府県で年収アップ。1~5位までを関東エリアが占める
転職サービス「doda」、「20代 未経験職種への転職時 決定年収レポート」を発表/未経験人材の採用においても年収アップをかなえる20代が増加(2024/12/4)
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、「20代 未経験職種(※1)への転職時 決定年収(※2)レポート」を発表。2019~2023年度にかけてdoda人材紹介サービスを利用して転職した20代のデータを分析したもので、転職時の決定年収の変化や、年収アップにつながったポイントを解説しています。
(※1)本リリースにおける「未経験職種への転職」は、はじめての転職かつ前職と異なる職種に就いた転職と定義
(※2)決定年収とは、転職者を受け入れる企業が、採用決定時に個人に対して提示する年収のこと
・経験者採用が依然として多い一方、職種未経験可能求人は5年間で約4倍に
・20代の未経験職種への転職者は、2019~2023年度にかけて約1.4倍に
・転職前後の年収の変化を見ると、2023年度は6割近くの個人が年収アップをかなえ、決定年収金額の平均は2019年度と比べて26万円アップ(358万円→384万円)
・売り手市場により、企業が未経験人材の採用においても採用競合他社より良い条件を提示する必要性が高まる
・20代を中心に未経験職種に挑戦できる機運が高まる見通し
転職サービス「doda」、2025年「ミドルシニアの転職市場予測レポート」を発表/ミドルシニア層のdodaへの新規登録者数が約140%増。2025年度以降も同傾向に(2024/12/19)
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、2025年「ミドルシニアの転職市場予測レポート」を発表しました。本レポートは、dodaのデータや実態を基に、2025年のミドルシニア層(40~60代)における転職市場とトレンドについての予測をまとめたものです。
・2023年度、dodaにおけるミドルシニア層の新規登録者数は、2019年度と比べて約140%増加。2025年度以降もミドルシニア層の転職希望者が増える見通し
・役職定年などによる金銭面の不安から、特に50代の転職希望者が増加すると予想
・組織や事業成長に必要な知識・経験が豊富なミドルシニア層を求める企業が増えることで、採用のマッチングが進む見込み
・脱炭素対応が求められる中小企業の製造業で、省エネなどに知識・経験が豊富なミドルシニア層をGX(※3)人材として採用するニーズが増えると予想
・大手金融機関と業務提携を進める非金融企業を中心に、金融業界出身のミドルシニア層の採用ニーズが高まると予想
(※3)Green Transformation(グリーントランスフォーメーション)の略。カーボンニュートラルと経済成長の両立を目指す取り組み
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・【2024年11月号】10分で転職希望者の“今の”実態をつかむ!パーソルグループHRニュース・調査結果まとめ
・【2024年9月号】現状・今後の採用活動に役立つ!パーソルグループHRニュース・情報まとめ
企画・編集/海野奈央(d’s JOURNAL編集部)、文・編集/野村英之(プレスラボ)