年収・残業・賃上げはどう変わる?パーソル最新調査まとめ【2026年2月号】
d’s JOURNAL(ディーズ・ジャーナル)編集部
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「はたらくソーシャル・リスニング」より、25年上半期は「年収の壁」見直しの議論が引き続き話題に
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「平均年収ランキング2025」より、2025年の平均年収は429万円で、2023年から3年連続で上昇
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「平均残業時間の実態調査」より、2025年の平均残業時間は20.6時間/月で、前回2024年の調査より0.4時間減
本記事では、「はたらくソーシャル・リスニング」「平均年収ランキング2025」「賃上げと就業意識に関する定量調査」「平均残業時間の実態調査」の4つをご紹介。「はたらく」に関する生の声から、正社員の年収変動、賃上げと就業意識の関係性、平均残業時間などをつかむ、人事・採用担当者が今後の採用に活用できる情報をお届けします。
はたらくソーシャル・リスニング/25年上半期/「年収の壁」見直しの議論が引き続き話題に
株式会社パーソル総合研究所は、「はたらくソーシャル・リスニング/25年上半期」を実施しました。本調査では、「はたらく」に関する旬のトピックスについて、各種SNS・ブログ・掲示板・レビューサイトなど、一般生活者の投稿データをリアルタイムに取得。日々変化する労働市場全体の動向理解に資することを目指しています。
・25年上半期の「はたらく」に関する投稿増加率上位ワード1位「106万円の壁」、3位「103万円の壁」と「年収の壁」見直しの議論が引き続き関心を集める
・2位「レディネス(準備度)」で、生成AIや機械学習の発達を背景に、このほかにも非認知能力に関連するさまざまな指標が話題に上がる
・4位「サイレントお祈り」、5位「就活セクハラ」と、人材の採用競争が激化する中で就活関連のワードが誠実性・候補者体験観点から議論を呼んだ
・投稿減少率上位ワードは1位「2024年問題」、2位「非正規公務員」、3位「配偶者控除」
出典:パーソル総合研究所「はたらくソーシャル・リスニング/25年上半期」(2025/11/11)
転職サービス「doda」、「平均年収ランキング2025」を発表/平均年収は2017年以降で最も高い429万円
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、「平均年収ランキング2025」を発表しました。本調査では、2024年9月~2025年8月の1年間に「doda」サービスに登録した約60万人のデータを基に、正社員としてはたらく20~65歳までのビジネスパーソンの平均年収をまとめています。
・2025年の平均年収は429万円で、前年から3万円アップしている。2017年以降、過去9年間で最高値。2023年から3年連続で上昇
・職種別で見ると、1位は3年連続「医師」で1,063万円。職種分類ではトップ10のうち、「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」の分類が4つを占める
・業種別で見ると、1位は「投信/投資顧問」で814万円。業種分類ではトップ10のうち、「金融」に分類される業種が4つランクイン
・年代別に見ると、前年から20代は5万円、30代は3万円アップ、40代は2万円、50代以上は6万円ダウン
・都道府県別に見ると、47都道府県のうち28都府県で年収アップ。トップ4を関東の都県が占める
出典:「平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】」(2025/12/1)
▼詳細・続きはコチラ
https://doda.jp/guide/heikin/
賃上げと就業意識に関する定量調査/賃上げが物価上昇に追い付いていない人が半数以上
株式会社パーソル総合研究所は、「賃上げと就業意識に関する定量調査」を実施しました。本調査は賃金と就業意識の関係性と、就労者の報酬に関する意識を定量的に把握するための調査で、賃上げが物価上昇に追い付いていない人が半数以上いる中で、将来の給与見通しが継続就業意向やワーク・エンゲージメントを左右することを示しています。
・2023年と2024年を比較し、年収が増えた人は51.9%と約半数。3%以上の増加があった人は41.3%で、賃上げが物価上昇に追い付いていない人が半数以上
・将来の給与見通しが継続就業意向やワーク・エンゲージメントを左右し、給与が変わらないと継続就業意向の低下につながる。また将来の給与水準で最も気にするのは「5年以内の給与見込み」
・給与が上がらない場合、若年層ほど転職を検討する傾向がある
・休みの取りやすさや勤務時間の柔軟性など「時間とのバランス」、給与の調整方針の透明性、目標の透明性など「納得性とのバランス」が継続就業意向やワーク・エンゲージメントとプラスに関係している
出典:パーソル総合研究所 「賃上げと就業意識に関する定量調査」(2025/11/13)
平均残業時間の実態調査【2025年版】/平均残業時間は3年連続減少傾向
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、「平均残業時間の実態調査【2025年版】」を発表しました。本調査では、20~59歳のビジネスパーソン15,000人を対象に、2025年の平均残業時間の実態を調査しました。
・2025年の平均残業時間は20.6時間/月で、前回2024年の調査より0.4時間減。3年連続減少傾向にある
・平均残業時間が少ない職種1位は前回と同様に「医療事務」で10.5時間。前回の10.3時間から大きく変わらず
・平均残業時間の多い職種1位は「総合商社の営業」で29.8時間となり、前回より0.5時間増加
・年代別に見ると、20~40代は残業時間が減少、50代は増加。職種分類別では、20~50代全てで「事務/アシスタント」が最少
・職種分類別に見ると、20代では「企画/管理」が、30代では「モノづくり系エンジニア」と「建築/土木系エンジニア」が、40代では「モノづくり系エンジニア」が、50代では「建築/土木系エンジニア」が残業時間最多
出典:「残業時間の平均はどれくらい?残業が少ない・多い仕事は?」(2025/12/1)
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https://doda.jp/guide/zangyo/
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企画・編集/海野奈央(d’s JOURNAL編集部)、文・編集/岩田悠里(プレスラボ)
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