転機をチャンスに。磨き込んできたそれぞれのスタイル──星野佳路×MEGUMI「仲間づくりの方法論」Vol.1

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星野佳路

星野リゾート代表

プロフィール

MEGUMI

俳優・プロデューサー

プロフィール

先が読めない不確実な時代、地域間の人口の歪みも進む中で、採用や人材育成の「正解」はますます見えにくくなっています。私たちはどこを目指し、どんな組織をつくっていけばいいのか――そのヒントを探るために、二人のゲストを迎えました。跡を継いだ老舗旅館を出発点に、日本を代表する企業「星野リゾート」を率いる星野佳路さんと、タレント・俳優・カフェ経営に加えて、映像プロデューサーとしても挑戦を続けるMEGUMIさん。二人が自分をどう進化させ、どのように仲間を集めてきたのか。全3回の対談の第1回ではまず、それぞれの転機と、それを乗り越えて見えてきたものに焦点を当てます。

持続的競争力を追求し、課題解決を積み重ねた結果から生まれたスタイル

星野佳路(以下、星野):僕は生まれた時から温泉旅館で育ったので、何をするにも「後継者である」ということが前提にありました。祖父は僕を名前ではなく「4代目です」と人に紹介していましたから、物心がついた頃から「自分は4代目になるんだ」と信じていましたね。なので、大きな転機というものは実はないんです。4代目になるために学校に行き、勉強をし、家業に戻ってきたという感じです。中心には常に温泉旅館があり、ホテルがあり、観光という大きなテーマがあった。非常に分かりやすいキャリアを辿ってきたと思います。

MEGUMI:でも、それまでの旅館のスタイルから「星野リゾート」というブランドに育て上げられましたよね。そこは大きな変化だったのではないでしょうか。

星野:いま星野リゾートとしては、国内外で74の施設を運営していますが、「何年までに施設数をどのくらい増やし、売り上げをどれだけ伸ばそう」というようなことを計画したことはありません。持続可能な競争力を持つ企業を目指し、目先の目標や課題を必死に解決していったら、結果的にいまのスタイルにたどり着いたという感覚です。もちろん、競争相手のことは常に意識していますし、そこに負けない実力をつけることが持続可能な競争力につながるのですが、施設数、売上高、利益などの数値目標は設定していません。

MEGUMI:意外でした。「この年はこれだけの施設をつくって」と、すごく緻密に計画を立て、常に念頭に置かれているのかと思っていましたから。

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