地域の本物を見抜き、お客さまを引き寄せる「目利き」であれ──星野佳路×MEGUMI「仲間づくりの方法論」Vol.2

星野佳路
星野リゾート代表

MEGUMI
俳優・プロデューサー
先が読めない不確実な時代に、私たちはどこを目指し、どんな組織をつくっていけばいいのか――そのヒントを探る、「星野リゾート」代表の星野佳路さんと、俳優、映像プロデューサーのMEGUMIさんの対談企画、第2回。本稿では、「地域の魅力をビジネスにどう生かすか」と「核となるチームをどうつくるか」に焦点を当てます。金沢でカフェを運営するMEGUMIさんと、各地で施設を展開する星野さんに、それぞれが大切にしてきた視点と仲間づくりの実践を聞きました。
初のカフェ出店、今振り返れば一つの「失敗」
MEGUMI:私は金沢市のひがし茶屋街で、古民家をリノベーションした「CAFEたもん」を8年ほど運営しています。私にとって初めての飲食業であり、やりたいことが多すぎて、最初はつくり込みすぎていました。それは明らかに私の“失敗”だったと思います。ロサンゼルスのカフェ文化も取り込みたいし、日本のおもてなしのカルチャーも打ち出したいし、伝統工芸を大切にして……と詰め込みすぎていたんですね。街の中に放たれる違和感のようなものもあったと思います。
そこから、お客さまが求めるものはどのようなものだろうという視点を持ち、少しずつ削ぎ落としていきました。星野さんも地方で多くの施設を運営されていますが、“街をリスペクトした宿づくり”というものはやはり意識されているのでしょうか?

星野佳路(以下、星野):僕は、街の中での自分たちのあり方というものはあまり意識していないんです。それよりも「私たちから見た地域の魅力とは何か」を表現することが大切だと思っています。つまり、地域の魅力を自分たちはどのように捉えているか。そもそも地方の方々は、自分たちが暮らす土地の本当の魅力に気づいていないことが多いとも感じます。
MEGUMI:それは本当にそう思います。
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